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HatsuneMiku(初音ミク)の記事を掲載

約 1 分
HatsuneMiku(初音ミク)の記事を掲載

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超今さらだけど、初音ミクって知ってる?

なんとなくは知っている。二次会のカラオケで誰かが歌いだす「千本桜」がそういう曲だということも、札幌市内を走る市電が、冬になるとかわいくラッピングされているあのキャラクター。そしてオハヨートトモーニーと歌う機械的な声。「道新スポーツ」のCMソングを歌っていることも、雪まつりの市民雪像でよく作られる、そして無残に折れていることもある、あのツインテールも。

確かに、知っているか知らないかと訊かれれば、知っているかもしれない。でもそれ「知っている」とは言えないのではないか。そう思い、改めて初音ミクのDVDを借りることにした。

某大手ショップでミクは「アニメ」らしい……


とはいえ、私は「初音ミク」をよく知らない。上記の知識が精一杯だ。ところで初音ミクってジャンルでいうと何なんだろう?アイドルなのかな?だとすると音楽?それともゲーム?そう迷って某大手レンタルショップをうろうろし、検索機で呼び出してみる……

すると「アニメ」の棚にあった。しかも2013年のライブ映像「ミクパ 初音ミクライブパーティー2013 in Kansai」の前後編2本しかなかった。とりあえずどんなものか借りてみよう。しかし見つからない。探しても探してもない。そういえば近所のこのショップ、アニメのジャンル分けがけっこう雑だった。「キッズ」「ディズニー」「ガンダム」以外ほぼ五十音順。
ともあれ無事に借りることができた。さっそく見てみよう。初音ミクをよく知る方には「今さら?」な話だし何の情報も得られないかもしれないが、仕方ない。これが私のレベルだよ!

なんか人間に見えてきた?慣れってすごい!


というわけで借りてきた「初音ミク ライブパーティー 2013」。
開演前でざわざわする会場が映る。みなペンライトを持ち、ある者はミクの人形を手に抱え、色とりどりというか、多くは緑色の光を放ちながらニコニコしている。後で知ったが、この緑は初音ミクが持っているネギの緑という説もあるらしい。(ちなみに、ミクだけではない他のキャラクターにも担当カラーがあるようだ。これもアイドルっぽい)
ネギを振りながら踊るアイドル。過疎化した農村に人を呼び込むにはいいかも知れない、歌を聴かせ、グッズを売り、ネギをお土産に持たせ、ネギ料理店にファンをおびき寄せる。というかリアルにそういうアイドルがいそうだ。いるんじゃないかな。

まず結論から言う。初音ミクはけっこう、いやかなり癖になる。はじめは機械的な歌と、当たり前だが人間離れしたバランスの頭身に違和感を覚えるものだが、この違和感はすぐに慣れる。
何事も慣れるには多くの時間を費やすこと、そして時間を忘れること、さらには自分の世界があることも忘れて対象を見続けることが必要だ。その点で初音ミクはすごいと思う。「慣れる」ことの条件を満たしつつ、楽しめるからだ。ミクの何がすごいのか?後でじっくり考えてみよう。

ところで初音ミク、バーチャルアイドルのライブってどんな感じだよ?と知らない人は思うだろう。
これはCGなどのアニメ映像などではない。まずDVDに映された会場は「和歌山ビッグホエール」、調べたところ最大8500人が収容できるという本物のホールである。ぐるぐると動く照明、光が飛び出す舞台演出は大物アーティスト並だ。ギターやドラムなどはバンドの生演奏。ミクの仕組みはどうなっているのか分からないが、とにかくよく動くし、衣装チェンジもあり、ちょっと振り向いて笑顔を見せるなど、細かいしぐさもかわいい。本当に生身のアイドルと変わらない気がしてきた。

このステージでは、初音ミクの他に、ピンク髪のお姉さんキャラ「巡音ルカ」や男性ボーカルの「KAITO」、双子のようにそっくりな年下コンビ「鏡音リン」「鏡音レン」といったVOCALOIDのキャラクターも出ていて賑やかだった。これはなかなか楽しいな、そう思ってDVDを見ていたが、ふと気づいた。

見えるわけがない、この安心感……


それは鏡音リンが「いろは唄」を歌い出した時だ。スポットライトに当てられて、若干あおり気味のアングルで全身が映し出される演出。リンは和服風のトップスに、股下ギリギリのミニスカートを履いている。これは見える。そして音楽が始まり、ダンスも始まった。これは見えるのではないか。しかし当然ながら見えないのである。
公式資料によると彼女は14歳らしいのだが、まったく健全ではないか!

ちなみに一般のアイドルは、スカートの中が見えないようスパッツを履くなど工夫しているか、または見えても差し支えない、装飾のあるものを履いているらしい。そんな心配すらいらないのも特徴だが、何よりこの安心感が魅力なのではないか?と思った。
見えるわけがない、それにこの三次元世界で目に見えないのはないのと一緒。故に見えて困るものなど存在しない!だから何ら後ろめたい思いを感じることなく、14歳の女の子にきわどい歌詞を歌わせても「健全」に楽しめるのだろう。

慣れてこそ面白さが分かる……新しい世界へ


癖になるほどハマり、楽しくなるにはまず「慣れる」ことが必要だと、先に書いた。そして初音ミクをはじめとするVOCALOIDにハマっていく理由が、ここにあるのでは?と感じた。
確かに、初めてVOCALOID達の声を聴くと、違和感を覚える。しかし時間が経つと慣れる。では何故そんなに長時間、彼らの歌を聴いていられるのか?普通は「ダメだ」と思ったら即座に離れていくものだが、不思議とそうならない。実はこれにも理由があると思う。
キーワードは「安心感」、そして「調教」。これではないか。

今さらだが、VOCALOIDは製作者が歌詞とメロディーを打ち込んで作るものだ。それをキャラクターに「歌わせる」のがVOCALOIDの売りである。そこでいかに人間っぽく、なめらかに、心があるように歌わせるかを競うようになった。そこで、より人間らしく歌えるよう調整することを俗に「調教」というらしい。調教といっても、VOCALOIDは健全に楽しめるものだ。ここでは自分の世界観を受け容れてくれ、一緒に新しい世界を作るための「共同作業」といった感覚にしておこう。

新しい世界に踏み込むには勇気がいる。
しかし勢いよく飛び込んだところで、続かないと意味がないし面白さも感じられないだろう。まったく個人的な意見だが、何事も楽しむには、その環境に慣れることである。え?別にこれくらい普通じゃない?と感じる基準を変えていくことだとも思う。物事は見続けることで新たな視点に気づき、そこから別の魅力が見えて、自分だけの発見につながり、ワクワクしてくるものだから。

初視聴を終えて……これから考えたいこと


ワクワクするのに「調教」は最適かも知れない。自分の世界観をぶつけられるし、音楽を作るには技術が必要だが、外側から見ているだけでも楽しめる。
初めてライブ映像を見て、安心して世界観に浸れる仕組みがすごいと思ったが、まだまだ研究不足。これからもっと深く、初音ミクをはじめとするVOCALOIDの魅力を追求していきたい。

Nordsense Writer Suzuki

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